還暦祝いはいつ行うか？

還暦のお祝いはどちらかというと長寿のお祝いというよりも、60歳という節目を迎えた人の第二の人生のスタートとしてお祝いする意味合いが増えてきました。

そして長寿のお祝いという意味では、満70歳の古稀（こき）の時がふさわしいような気がします。

それでは還暦のお祝いはいつ行えばよいのでしょうか。還暦を迎える日は、元来、満60歳を迎える年の1月1日が正しいのですが、最近では60歳の誕生日を中心にそれ以降に行っている人が多いようです。

還暦祝いのやり方や集まる親族の事情等もありますので、日程調整が必要になることが多いと思いますが、出来ることならお祝いしてあげる人の意向を十分くみ取ってあげれば、時期にこだわる必要はないと思います。

子供たちとしては、なるべく早くお祝いをしてあげたいと思っていても、当の本人がもう少し後でしたいということであれば、それはご本人の意向に合わせて適当な日を設定してあげましょう。

中には子供に気兼ねして、夫婦一緒に１回で終わらせたいという人がいるかもしれませんが、両親が同じ年ならまだしも、それはちょっといただけません。夫婦の記念日は別にありますので。

きちんと父親、そして母親の還暦をそれぞれ個別にお祝いしてあげてください。