産み分け極意「酸性の土俵で相撲をとれ」とは？

Ｘ精子、Ｙ精子の特徴のところで、「Ｙ精子は酸性に弱い」というお話をしました。その理由は、女性の膣を雑菌などの外敵から守るための体の働きが自然にそうなっているのですが、この特徴を活かすことによって、男の子の元になるＹ精子をなるべく多く死滅させるようにすれば、おのずと女の子の元となるＸ精子の受精確率が高まるというものです。

そのためにはどうしたら良いのか？それは、「なるべく酸性の土俵で相撲をとる」ことです。具体的には、膣内の環境を酸性に保ちながらセックスをするのです。

そして重要なポイントが２つあります。１つ目は「なるべく浅いところで射精する」ということ。そして２つ目が「女性はなるべく感じない」こと。

これを守ることによって女の子の産み分け成功率が格段に変わってきますので、しっかり覚えておいてください。

上記でお伝えした２つのポイントの意味を解説しましょう。まず１つ目の「なるべく浅いところで射精する」ことの意味ですが、セックス時に膣の浅い部分と深い部分とどちらで射精した方がＸ精子に有利かを考えてみてください。

男性から射精された精子は、膣内の大海原を泳ぎながら卵子が排卵される子宮の奥深く卵管の方に泳いでいきます。これがもし、膣の奥深くで射精した場合、精子が目的地まで泳ぐ距離は短くなり、酸性による死滅率も低くなります。一方、膣のなるべく浅いところで射精した場合は、目的地までの距離は遠くなり、Ｙ精子は大海原を泳ぎ疲れて、酸性の影響でバタバタと死滅していくことになります。一方のＸ精子は酸性に強いので、泳ぐ速度は遅くても着実に卵管の方まで泳ぎきっていけるのです。

もう１つの「女性がなるべく感じない」ことですが、これも医学的な根拠があります。女性が感じる、いわゆるオルガスムス状態になったとき、子宮頸管から強いアルカリ性の液が分泌され、膣内が酸性からアルカリ性に傾くからなのです。

そうすると、Ｙ精子にとっては願ったり叶ったりですよね。それでなくてもＸ精子より数も多いし泳ぐのも早いのですから、Ｘ精子を横目にまんまと目的地にゴールされてしまします。

ですから、この２つのポイントを守ることは女の子の産み分けに成功するためのヒケツなので、パートナーにも協力してもらって、高まる気持ちを抑える努力が必要です。