X精子とは?
男性の精子には「X精子」と呼ばれるものと「Y精子」と呼ばれる2つのタイプがあり、女の子を産み分けに成功するためには卵子とX精子が受精する必要があります。
では、このX精子とは、どのような特徴があるのか、Y精子との比較でご説明しましょう。
まず、X精子の場合、Y精子に比べて「酸性に強い」という性質があります。通常、女性の膣(ちつ)は外部からの雑菌の侵入を防ぐため酸性に保たれています。この状態で性交によって精子が発射された場合、酸性に弱いY精子は卵子のところまで行く間に酸性に打ち勝つことが出来ずに殆どのY精子は死滅してしまいます。
次の特徴としては、X精子はY精子に比べ「数が少ない」ということです。だいたいY精子の半分ぐらいしかないのです。だから、確率論で行くと「男の子」の元となるY精子の方が「女の子」の元となるX精子より有利となります。
この2つの特徴によって、結果としては女の子の元となるX精子と男の子の元となるY精子の受精確率がほぼ互角となるのです。絶妙なバランスがとれているのですね。 人体の不思議です。
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X精子は寿命が長い?!
もう一つ、X精子には重要な特徴があります。それはY精子に比べ「寿命が長い」ということです。
寿命といっても、とっても短い期間なのですが、Y精子の場合はたった1日(24時間前後)であるのに対し、X精子は2~3日生き延びるといわれています。
まさにこの特徴を逆手にとって考えられたのが、女の子の産み分け方法のメカニズムなのです。
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