ノロウィルスの潜伏期間は?

ノロウィルスの感染から発症までのいわゆる「潜伏期間」はいったいどれくらいなのでしょうか?

 

これについてはは、感染する人の年齢やその時々の体調など、個人差にもよりますが、一般的には1〜2日といわれています。

 

ですので、自らノロウィルスの症状を自覚したときに、1日前、2日前の食事や行動について振り返ってみると、意外とノロウィルスの原因が思い当たる場合があります。

 

 

ノロウィルスの症状

 

実際にノロウィルスが発症した場合の主な症状としては下痢や腹痛、吐き気、嘔吐などで、たまに発熱症状を伴うことがあります。

 

ただし、これらの症状は通常なら1 日から 2 日続いた後は徐々に治癒していき、後遺症の心配もほとんどありません。

 

 

また、たとえ感染してとしても場合によっては発症しなかったり、軽い風邪のような症伏で済むこともあります。

 

ただし、ノロウィルスはとても感染力が強いため、学校や施設内、家庭中に感染者がいる場合、二次感染を引き起こすことがありますので、十分な注意が必要となります。

 

お年寄りの嘔吐物喉詰まりに注意

 

特に、寝たきりのお年寄りなど、免疫力が低下している方がノロウィルスに感染した場合、下痢や嘔吐などの症伏がきっかけとなって重症化したり、最悪、死に至るケース(吐ぶつを誤って気道に詰まらせたものも含む)も起こり得ることを十分認識しておく必要があります。