ノロウィルス感染予防の基本は手洗いから

ノロウィルスからの感染を予防するための対策として、基本となるのはやはりなんといっても「手洗い」の励行です。

 

ノロウィルスの予防対策とは?
なぜなら、ノロウィルスに感染する経路としてもっとも多いのが「手指」を介しての感染だからです。

 

日頃から、食事前やトイレの後などは必ず手を洗う習慣をつけることが大切です。

 

特に次のような場合には、必ず手洗いを習慣づけましょう。

1.調理をする前

 

2.トイレに行った後

 

3.生肉、魚介類など生ものに触れる前(特にカキ、アサリ、シジミ、ハマグリ等の二枚貝を取り扱った後は要注意です)

 

4.加熱調理されずに提供・喫食される食品( サラダ、和え物、刺身等) の調理前、盛り付け作業前

手洗いは感染予防の基本

 

次に、手洗いの前の準備としては次のことを心掛けましょう。

・爪は短く切ること。

 

・腕時計や指輪ははずすこと。

 

具体的な手洗いの方法

それでは、具体的な手洗いの方法について解説しましょう。

 

手洗いをする際には、腕から指先まで丁寧に洗いますが、特に汚れが残りやすいところ(指先 ・指の間 ・親指の周り ・手首 ・手のしわ)をしっかりと洗うように注意しましょう。

 

 

なお、石けんにはノロウィルスの感染を防ぐ効果はありませんが、手の表面の脂肪などの汚れを落とすことによりノロウィルスを手指から剥がれやすくする効果があります。